アムール川で大魚を狙う編

2011年 ロシア旅行記 アムール川で大魚を狙う編  2011-8-16

ハバロフスクの中心部からを北へ約50kmのペテロパブロフカという村へ
向かった。シベリアタイガを貫く道路は広く、実に気持ちいい。

車内から撮影、晴天で実に見晴らしが良く、気分が良い。こんな道路が続く

 

途中、釣り餌となるミミズを買った。100ルーブルだ。
売り人と言っても、幹線道路沿いの農家の庭先で取れたミミズを
農家のおばちゃんが小遣い稼ぎにやっている。
ハバロフスクからの釣り人がここで生餌のミミズを入手するスポットだ。
3,4ヶ所は売り場がある。と言っても立派なものでは無く、
餌と分かる目印を道路沿いに掲げているだけだ。
 

 見えにくいが、木の棒の先端に、葉っぱで包んだミミズをぶら下げる。

無人のため、無断で持って行かれるのを防ぐため中身は無い。

クラクションで売り子を呼び出しで、ミミズもその時一緒に持ってくる。

基本、人を信じない。これがロシアです。ロシア人が日本の無人販売所をみたら

びっくりするだろうな。

 

おばちゃんが言うには50匹入っているそうだ。

車を釣り場に向けて走り始めると。コーリャが50匹なんて入ってないよ
と言う。実際は少ないんだと直感。30くらいか?と聞き返すと。
そうだと答える。実のところ、これは高々30匹しか入っていない。

後で釣り場で数えたがやはり30くらいしかいなかった。

 買う人間も50匹なんて入っていないのを知っている。
売っている側も50匹も入れてないことを知っている。
売る側も、買う側も実態は知っている。
このいい加減さというか、何といったらいいのか、これがロシア式なのだ。

これに慣れれば、ロシア人に一歩近づいたことになる。
だったら最初から本当の数を言えばいいではないかと思った。この発想は日本式。

 車は幹線道路から外れ、タイガの森の中の少し狭い道を進む。
このロシア式発想とは何ぞやと思いをめぐらせているうちに、
急に速度低下。むむ。牛のご通行。スピード大国ロシア言えども、牛の行列には、さすがに停車するしかない。

ペテロパブロフカの村の牛達。態度がでかかった


さらに道は泥道化、穴だらけで、車が乱高下し、乗り心地が悪くなった。
コーリャがあれを見ろと。金色に輝くドームが見えてきた。
何でこんなへんぴなところに、こんなものが??
説明を聞いて納得。ペテロパブロフカ修道院だそうだ。

ペテロパブロフカ修道院。男子禁制と聞いて、変な妄想が頭をよぎった。(失礼)

ペテロパブロフカは人口100人程度の小さな村落だが、
ペテロパブロフカ修道院という極東でも最大級の男子禁制の
立派な修道院がある。
金色の葱坊主の屋根を持った礼拝堂か教会があり、
そのすぐ横に修道女の寄宿舎と思われる建物が1棟ある。
シンプルだが迫力のある佇まい。
さすがロシア正教の修験の場という感じだ。
ここで、毎日長年修道女達が神様に遣えていると思うと、
神聖で厳かな感じがひとしおだ。

その修道院を横に見ながら、穴だらけの急な下り坂の泥道を河岸へ進むと、
視界に大きな川(湖に見える)が広がった。おおこれがアムール川か。

筆者が投入した釣竿とアムール川支流。竿立てを水際ぎりぎりの位置を覚えておいて欲しい

リクライニングチェアにすわり、ビールを片手に。夕日がまぶしい


コーリャの説明によるとアムール川の支流。
大物がヒットするそうだ。川幅も日本のそれよりもずっと広い。
500mは優にある。さすがアムール川の支流、広さが半端でない。
大物がいるのは疑いようがない。これなら大物も期待できるかも。
釣り好きの私の心は躍る。時間も夕まづめの前、喰いがいい時間帯、
興奮してきた。

早速我々も陣取りをして、先ほどのミミズを付けて
ポイントへ仕掛けを期待を膨らませて投げ込むのだった。

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